文殊菩薩像

説明文
真言律宗の特徴である「文殊信仰」の流れの中で造立される。小ぶりな頭部に合わせるように目鼻口も小さく作られており、おだやかな起伏をもつ姿が自然なプロポーションで表現される。衣の袖口にわずかな風を孕む感じが巧みに捉えられていることなどから、全体の調和と微妙なニュアンスとを重視した13世紀中頃の作風をよく伝えている。
対象名称文殊菩薩像
読みモンジュ・ボサツ・ゾウ Monju-Bosatsu-Zo
時期鎌倉時代
文化遺産国指定重要文化財
造形者-
素材木像
対象仏像 脱活乾漆造
形態-
形状116.6cm
位置菩薩
場所奈良市法華寺北町
宗派真言律宗
建物-

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