Digital Archives of Japanese Cultural Heritages
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十一面観音立像
説明文
丈六以上にも及ぶ大像であり、右手に錫杖を執り、左手に華瓶を捧げた姿で長谷寺の本尊に習ったもので、長谷寺式と称される形相である。元々は鳥羽院御願の法勝寺十一面堂の本尊であったが、法勝寺十一面堂が顛倒し、像も顔面を除き破損したのを叡尊によって修復が行われ、正応二年(1289)亀山上皇の院宣によって、西大寺四王堂に移安された。仏師円信作の本格的な藤原彫刻。頭部や腕、その他にかなりの修補がある。木造漆箔 像高1丈8尺。
対象名称
十一面観音立像
読み
ジュウイチメン・カンノン・リツゾウ Jyuichimen-Kannon-Ryuzo
時期
平安後期
文化遺産
国指定重要文化財
造形者
仏師円信
素材
木造漆箔
対象
仏像
形態
-
形状
約5.45m
位置
四王堂本尊
場所
奈良市西大寺芝町
宗派
真言律宗
建物
四王堂
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