弘法大師像

説明文
弘法大師空海は、宝亀五年(774年)讃岐国で生まれた。18歳で大学に入ったが、仏門に入ることを決心し、19歳の時、大安寺の勤操大徳により得度を受け虚空蔵求聞持法を授かり大竜ケ嶽や室戸岬で修行した。延暦二十三年(804年)入唐し、密教を学んだ後、弘仁七年(816年)には高野山に金剛峰寺を開き、弘仁十四年(823年)には嵯峨天皇より東寺を与えられ、この両寺を中心に真言宗を広めた。天長6年(829年)大安寺別当に補せられている。  この図は、右手に五鈷杵(ごこしょ)を握り、左手に数珠をとり、椅子の傍に沓(くつ)と浄瓶(じょうびょう)を置く、一般に真如親王筆様といわれている図像。
対象名称弘法大師像
読みコウボウ・ダイシ・ゾウ Kobo-Daishi-Zo
時期室町時代
文化遺産-
造形者-
素材
対象肖像画
形態-
形状縦125.5cm 横82.4cm
位置-
場所奈良市大安寺
宗派高野山真言宗
建物本堂

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