Digital Archives of Japanese Cultural Heritages
Toggle navigation
トップ
アーカイブ
海龍王寺
西大寺
大安寺
般若寺
奈良について
このサイトについて
English
聖観音立像
説明文
顕密両経典ともに聖観音を説き、いわゆる変化観音とは区別している。正観音ともいい、一般に観音といえばこの観音を指す。 世の音を観ずるので観世音。世の音とは一切衆生の心の声ということであろう。しかも自在に観て済度するということで観自在ともいわれる。仏教の慈悲を表す代表格の仏。 大安寺の聖観音は、榧の一材から頭部より台座まで彫り出された一木彫。顔はやや下つぼまりになっていて、静かな温容であり、いかにも聖観音と呼ぶのにふさわしい静謐な姿である。肩巾の広い充実した体容はどっしりとした安心感を与えてくれる。 左手の持物はなくなっているが、右手は垂れて与願印を結ぶ。胸部にニ連の胸飾りは連珠と瓔珞が見事にあらわされ、唐代長安の貴婦人が着飾った様式を伝えているともいわれている。
対象名称
聖観音立像
読み
ショウカンノン・リュウゾウ Sho-Kannon-Ryuzo
時期
天平時代 8世紀半ば以降
文化遺産
国指定重要文化財
造形者
-
素材
木像
対象
仏像
形態
-
形状
176.0cm
位置
菩薩
場所
奈良市大安寺
宗派
高野山真言宗
建物
讃仰堂
トップ
奈良について
このサイトについて
ご意見・ご要望
サイトポリシー
アーカイブ
海龍王寺
西大寺
大安寺
般若寺
Copyright(c)2014 関西経済連合会 All Rights Reserved.
公益社団法人
関西経済連合会